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公益財団法人
北海道科学技術総合振興センター

理事長
藤井 裕

ノーステック財団は、2001年の設立以来、北海道経済の成長を支える“産業クラスター創造”に向け、「研究開発から事業化までの一貫した支援」を活動理念として、産学官連携による産業創出基盤の構築、研究成果の実用化・事業化支援、個別プロジェクトによる新事業・新産業の創出に取り組んで参りました。

当財団が20年以上に渡り、これらの活動を続けてこられましたのは、偏に地域企業及び賛助会員の皆様のご支援と、産学官金の関係機関の皆様のご協力の賜と、深く感謝申し上げます。

現在、北海道は、人口減少、少子高齢化による課題が山積していることに加え、長きにわたるコロナ禍の影響や物価高騰等により、経済は先行きの見えない大変厳しい状況が続いております。一方で、「ゼロカーボン北海道」、「DX・GXの推進」、「食料安全保障強化」、そして次世代半導体拠点の千歳市進出決定など、北海道の明るい未来につながる大きな動きを千載一遇のチャンスと捉え、産学官をあげた「オール北海道」で取り組んでいかなければなりません。

当財団は、2020年に策定した北海道のあるべき姿へ向けた長期ビジョン「2030ビジョン」の達成に向けて事業を進めています。このビジョンでは、「課題解決と経済発展を両立し豊かさを実感できる北海道を目指し、新たな価値を創造し続けること」を財団の使命とし、人材の育成や北海道の稼ぐ力の向上に資する産業の創出・育成に取り組むなかで、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献していくことを定めております。

当財団は、これまで培った成果・ノウハウ・ネットワークを駆使するとともに、新しい技術や発想を柔軟に取り入れ、「2030ビジョン」に基づき、活動を継続して参ります。

今後も引き続き、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。